おすすめの通信制大学
結論は、下記の通りです。
- 自由が丘 産能短期大学
- 産業能率大学(産能大学)
<自由が丘 産能短期大学、産業能率大学HP>
産能短期大学・産業能率大学をおすすめする理由
主な理由は下記の4つの通りです。
- 中卒の場合でも特別な資格がなく入学できること
- 編入を含めて入学しやすいこと
- 社会人でも卒業しやすいこと
- 通信制の短期大学があること
なお、放送大学もおすすめと聞いたことがありますが、私は放送大学を卒業していないため、今回は経験上から産業能率大学を推奨します。
通信制大学のうち、早稲田大学といった有名大学は卒業が難しいです。
その理由は下記の通りです。
- 勉強の難易度が高いこと
- 外国語の科目が必須であること
- 卒論が必須であること
中卒の場合でも特別な資格がなく入学できること
これは、下記の記事でも紹介しておりますが、通信制大学は中卒でも入学することができます!
https://gakurekikousin.com/gakureki1/
具体的には、4年(短大では2年間)で卒業する生徒を「正科生」といい、その他生徒(例えば「教員免許」等の単位を取得したい)を「科目等履修生」と言ったり「聴講生」といったりします。
自由が丘産能短期大学及び産業能率大学では、「入学資格取得生」という身分がありこの制度を活用して入学します。
入学後、6か月以上1年以内で特定の単位を取得することができれば、「生科生」として入学することが可能です。
そのため、私は自由が丘産能短期大学を2年で卒業するところを「入学資格取得生」を含め3年で卒業しております。
編入を含めて入学しやすいこと
書類選考のみとなっております。
そのため別途時間を確保して、入学するための勉強をする必要がありません。
また入学も4月・10月と2回あるため、早く入学することが可能です。
そして、編入学にも対応しております。
※専門学校を卒業していれば、産業能率大学に3年次から入学することが可能です。
書類選考はほぼ落ちないと大学に確認しています。
卒業しやすいこと
卒業しやすさは、通信制大学にとって非常に大事な要素です。
通信制大学は一般的に、「入学しやすく、卒業しにくい」といわれております。
どれだけ通信制大学をおすすめしても、卒業しないことには意味がありません。
そして卒業のしやすい特徴を、まとめてみました。
- 資格を単位認定できること(入学前後問わず)
- 卒論が必須ではないこと
- リポートが「マークシート」であること
- 試験では「教科書の持ち込みがほぼ可能」だったこと
(試験会場は全国にありました)
「リポート合格 → 試験合格」により単位を取得することが基本です。
単位を取得することが、卒業要件です。
※短大62単位・大学124単位
そのため、「リポート及び試験の合格しやすさ = 卒業しやすさ」です!
1.資格を単位認定できること
例えば日商簿記の資格を持っている方は、申請のみで単位を取得できるため、資格が無駄になりません。
リポートと試験を行い単位を取得する労力と比較して、申請するだけなので、間違いなく楽です。
認定される資格は、その年度により更新されますので確認してください。
2.卒論が必須でないこと
卒論を書くには相当な労力を使うと聞いたことがあります。
具体的な大変さは経験をしていないので書けませんが、私としてはなるべく最短で(留年をしないで)卒業したかったため、卒論がないことが前提でした。
3.リポートが「マークシート」であること
リポートの問題はマークシートが多いため、教科書をよく読むことで答えがほぼ書いてありました。
ちなみに私は産能短期大学を卒業後に、日本大学の通信制を卒業しました。
そこでは、マークシートはなくすべて記述式でした。
それに比べれば、マークシートはとても助かりました。
ただし、マークシートでも試験対策としてリポートで出題された範囲を理解することは大事です。
4.試験では「教科書の持ち込みがほぼ可能」だったこと(試験会場も全国にありました)
限られた時間の中で、膨大な試験範囲を網羅することはかなり困難です。
しかしほとんどの試験では教科書の持ち込みが可能でした。
そのため、全く勉強していない範囲がでても、持ち込み可であれば何とか対応できるからです。
そもそも卒業することが最優先なので、単位を取得することに意味があり、「単位の取得>成績の優劣」の優先順位が大事です。
ちなみに、試験会場も多く、わざわざ東京等の主要な都市へ出張する必要がないのも助かりました。
当時は徒歩5分の場所に会場があり、大変助かったことを覚えています。
5.通信制の短期大学があること
中卒や高卒の方は、通信制大学を卒業するにあたり、通信制の短期大学を卒業してから、通信制の大学へ進学するべきであると私は思います。
- 大学入学では4年卒業しないと、大卒になれないため3年目も中卒・高卒であること
- 短大卒であれば、産業能率大学ではない別の大学へ編入することが可能になること
- 産能短期大学から産業能率大学への編入時単位が無駄にならないこと(80単位まで)
- 大学院まで卒業することが可能であること
私も短大を卒業してから、大学へ入学しました。
高卒以上や短大卒以上の求人へ転職することが、可能になるからです。
私は短大卒の学歴で、一部上場企業の子会社に入社しました。
また、精神衛生上も短大卒になるため、コンプレックスも改善します。
さらに産能短期大学から産業能率大学への編入時には単位が無駄にならないです。
同じグループの大学間なので、単位認定が多く認められることです。(ただし80単位までです。)
そのため時間がある際に短大で頑張って単位を取得しても、全く無駄になりません。
また短期大学を卒業することで別の大学へ編入することが可能になるため、3年次編入であれば2年でその編入先の大学を卒業することが可能になるためです。
産業能率大学ではない別の大学へ編入する場合には、編入先でどれだけ単位が認められるかが非常に大事になります。
「一律認定や一括認定」であれば問題ありませんが、「個別認定」等であれば認定されない可能性があります。
そのため、どうしても卒業したい大学がある場合には、通信制短期大学を経由しない方が卒業は楽です。
大学院まで卒業することが可能であること
通信制大学を卒業すると、よりステップアップするため、大学院を検討することもあると思います。そこで、別の大学の大学院に入学するよりは、同じグループの大学院のため、産能大学卒業生には優遇される特典が多くあります。
まとめ
卒業することを最優先とした場合には、「自由が丘 産能短期大学」そして「産業能率大学」をおすすめいたします。
社会人学生は、時間が限られており本当に大変です。
しかし、卒業する価値は間違いなくありますので、頑張ってください!
<通信制大学で単位修得までの説明とコツをまとめてみました!>

<自由が丘産能短期大学(通信制)と日本大学(通信制)の比較>
